チラシ
初めて会う誰もにぼくらの活動を知ってもらいたいと思ったのは、ぼくらの活動が公共性を帯びていると確信したからだ。
もともと自分たちの仕事は世の中を良くすることでなくてはならない、と思っていたけれど、果たしてどれだけそれを実現できたかどうか、まだ自信はない。
けれど、今後はそうしていける、という自信がある。ここまで経験を積み上げてきたからこそだ。
だから、チラシをつくる。「完成度80%の前進する世界へ」というタイトルだ。
「丹精込めてつくられたものは、上流階級しか手に入れることができない」という命題が正しいとすれば、「大衆が手に入れられるものは、丹精込めてつくられていないものである」という対偶命題も正しいことになる。
ぼくは、これに心をときめかせた。
「丹精込めてつくられていないもの」をどのように定義するかは自由だ。それを「丹精込めてつくられている、と使い手に感じさせないもの」と捉えれば、それこそが次の創造へとつながっていくもの、ではないか?
対偶命題により、ABCD分析のC、Aの領域をB、Dの領域へ移動させることができる!
それは、社会全体を前進させることができるものづくりかもしれない。ぼくは、その可能性にこのちっぽけな人生を賭けよう。
それを会う人すべてに伝えていきたい。(20231009)
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