10年
東日本大震災から10年。
あの日は、最近書いているABCD論でいえば、多くの人が日頃生きている第2、第3象限からY軸を越えて第1、第4象限に入ってきた、ということが起こった日だろう。
つまり、あるコミュニティの中から、無限に広がる世界に入ってきた。
分け隔てなく、被災されたすべての人の幸いを祈った。
自分にできることはないか?誰もが自分にそう聞いてみた。
ぼくは、何も特別なことはしていない。10か月も経ってから、家族で被災地を訪れただけだ。
でも、ぼくは、Y軸よりも右側の象限をホームグラウンドとして生きることで、自分の日常は無限に広がる世界をよくするためにある、と信じて生きている。
決して自分たちがよければ、他はどうなってもいい、とは思わない。
世界全体でよくなっていこう。
福島第一原発は、先日起こった震度6の地震によって、また状況が悪化したと聞く。
10年経ったという報道で、そのような見出しは皆無に見える。
この国は、これでよいのだろうか?
世界は、ずっと存続できるのだろうか?
ぼくは、永遠について、考えたい。(20210311)
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