Bにいる人

第1象限のBにいる人は、第3象限のAにいる人とは反対に、「好きなことで生きていきたい」子供がそのまま大人になったような人である。だから、10代、20代で「世の中は甘い」と思ってしまった、ぼくのような人が多いかもしれない。(その後の世の中はどうやら甘くない・・・)

Aにいる人とは、仕事とプライベートが逆転しており、プライベートにはさほどこだわりがない。元気に生きていればそれでよい、くらいに思っている。

また、Y軸を越えて右側の象限に入ると、閉じられたコミュニティの中にいるという意識が薄れ、人智を超えた宇宙の中にひとり立っている自分をイメージしつつ、会社や国などの属性から離れて、全体がよくなっていくことを望む気持ちが強くなる。

自分の持てるものを余すところなく発揮したい、という欲望が強く、それが故に、他人にもそうあってほしいと願い、何かを他人に依頼するときは、その人に完全に委ねる傾向がある。

最終的に、人を幸せにしたいという願いを達成できなければ、周囲に「いやあ、大変な人だったね」と言われるのを棺桶の中で聞くことになるタイプかもしれない。

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