ABCD分析と記憶

GF久保亜津子がABCD分析の発案者だが、彼女が資格試験の勉強をするにあたって、ABCD分析を活用しているとのこと。

自分はCに当てはまるから、試験のために勉強をしようと短期メモリーを詰め込みがちだから、もっとBDタイプの、ものごとをコンテクストでしっかりと記憶して、二度と忘れないような勉強をしようと心がけているそうだ。

なるほど、と納得。

ぼくはほとんどBに当てはまるが、中学・高校時代の自分がとても不安定に感じていて、そんな状態から抜け出したいと強く思っていた。

それは、自分の知識がつながりのないバラバラの点でしかないことに対する居心地の悪さだったと思う。

現在、ぼくの空間デザインは、クライアントの構想を基にストーリーを紡ぎ出すことから始める。

ぼくの実存は、そんなアプローチの中でしか感じることができない。

そして、実存を感じることは、確かに忘れることがない。

ぼくが記憶していることは、そんなことの集積のみなのかもしれない。(20210523)

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