暮らしづらい場所に暮らしを

ぼくらがGRIDFRAMEで世の中に役立っていきたいことは、誰もが生まれながらにして持っている力を余すところなく発揮できるような環境を、空間という切り口で供給していくことだ。

佐谷恭さんと共同経営している千葉・鋸南町の保田駅前SOTOCHIKU&89unLtd.(通称:パクチー銀行)

今、世界に厳しい変化が訪れ、日本は経済的に大ダメージを被ることは間違いない状況にある。

経済的にそれぞれの個人の暮らしが成り立たなくなる可能性が出てきた。もしそうなったら、小さな会社の経営者であるぼくには、それが最も早く訪れるはずだ。

どうやら、まだ7月初めの選挙までは、小康状態が続くだろう。そして、予想通りそこで保守が勝ったら状態の悪化がその後一気に進むだろう。

鋸南町で寄付されたSOTOCHIKU素材を東京都港区芝公園のSTUDIO MARLMARLの空間づくりに使用

でも、ぼくには今、自信がある。それは不安よりも少し大きい。

ぼくらGRIDFRAMEも生まれながらに持っている力を余すところなく発揮すればよいのだ。

「創造性の連鎖」と「SOTOCHIKU」で、生きづらいと感じる人々に向けて、精神的な意味でも、物理的な意味でも、生きられる空間を提供しよう。

あるがままの素材による空間づくりを追求した長野県諏訪市の住宅リノベーション

暮らしづらい場所に暮らしを。例えば、都会を離れて、田舎暮らしを始める人がいれば、今後は、インフラから独立したオフグリッドのシステムをつくる設備的なことも含めて、提案をしていきたい。

安定供給できる電気と水とWifi、そして、SOTOCHIKU。

そんな構想を進めていく。

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