SOTOCHIKUショールーム
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2023年が終わろうとしています
4年前のコロナ流行からちょっとずつ今までとは違う世の中の変化を感じられるようになり、今年は変化の方向性が明確に表れるような大きな事件が相次ぎました
木原元官房副長官関連の殺人事件もみ消し問題、ジャニーズ問題、宝塚問題、自民党派閥政治資金問題、・・・来年はもっと出てくるでしょう
立場に縛られて自分の本心を押し殺してきた人たちの内部告発・・・
これらの動きによって、本心に従い自分の頭で考える行動があたりまえだと思う方が少しでも増えていけば、これから少しずつでも全体がよくなっていくだろうと信じています
SOTOCHIKUは「想定外の構築」なので、広義には、日々、予定不調和の世界が立ち現れることを積極的に愉しんでいこうとするものです
その予定不調和の世界の中に心から愉しむことができるような何かを発見できて、人生を次々に更新していけるような毎日を送る
たくさんの人々と共に、そんな活き活きした毎日を実現していきたいのです
あなたがそんな毎日を過ごすのを邪魔するモノがあるとすれば、それは何でしょうか?
いろんな状況で生きていらっしゃる方が集まって、そんなことを教えていただきながら、一緒にどう対処したらよいか考えていくことで、みんなが愉しく生きられる世界へ少しでも近づいていくことができれば、と思います
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GRIDFRAME表参道オフィス内(港区西麻布2-20-4)に、SOTOCHIKUショールームをつくりました
表参道A5出口から徒歩10分です
JR保田駅前にあるSOTOCHIKU&89 unLtd.(通称:パクチー銀行)に次いで、2つ目のSOTOCHIKUショールームです
事前にご連絡いただければ、いつでもご覧になれます(03-6805-0668 グリッドフレーム)
それぞれのショールームへ訪れた人にもうひとつのショールームを紹介しあうことで、保田と東京を行き来する人が増えるかもしれない、という期待もあります

<SOTOCHIKU協会活動報告>
1.第1回ペンキのキセキ
11月25日(日)11時~16時30分、パクチー銀行にて第1回「ペンキのキセキ」を開催しました
(参加者13名敬称略:佐谷修、三瓶洋、山口順、中村俊介、政本洋輔、久保亜津子、田中陽向、佐谷恭、関祐樹、鴇田博雄、佐谷妙子、高梨功、中村俊之)
「ペンキのキセキ」とは、
① 鉄板に塗装を施す
② 鋸南町の屋外のどこかに鉄板を取付ける
③ 素材が時間を記憶したら、どこかの空間プロジェクトへ
④ 新しい塗装鉄板に入れ替わる
がずっと繰り返されていくGRIDFRAMEオリジナルのイベントです

つまり、
・愉しくペンキを塗ること
・カラフルな街の景観をつくること
・カラフルな経年変化した空間素材ができること
という3つのいいことが組み合わさったプロジェクトなのです
この日は肌寒い日でしたが、みなさんそれぞれの感性で個性的な塗装を愉しんでくださいました

きっと、これから保田の時間を記憶して表面を変えていきながら、その表面の特徴に合わせて、どこか知らない場所の空間素材として旅立っていくでしょう
ペンキを塗られた鉄板は、館山道保田インター下り車線側太陽光パネル前斜面の金属フレームに設置されました
保田へ行かれる方はぜひ、立ち寄っていただいて、変わりゆく鉄板の表面をチェックしてください
2.表参道SOTOCHIKUショールームのオープンルーム
12月23日(土)~25日(月)の3日間、11時~17時、オープンルームとしてだれもがいつでも入ってこれる空間として開放しました
お越しになった20名の方々に田中が対応し、ゆっくりとSOTOCHIKUのコンセプトなどについて語り合いました
空間のコンセプトは、「生まれて初めてそれを見る」

その場でカタチをつくっていく即興に近いかたちでつくった床敷き鉄板の造作をメインとするショールームを構成するのは、100年の時間を刻み込んだ瓦・襖・土壁、アカメガシワの切り株から根を掘り起こしてつくったテーブル、電柱を地中から支えていた支線アンカー、ペンキのキセキの鉄板、・・・

衝立の向こうにある機能中心につくられたオフィス空間とは、流れる時間が違うことを実感できると思います
そこは、ゆったりとリラックスしたり、集中してモノと1対1で向かい合ったりすることが可能な空間ではないでしょうか
これからのオフィス空間には、古典的仕事空間にフリースペースとしてこのような創造的仕事空間を併設することで、二つの仕事空間を自由に行き来できるようにすることが必要ではないか、と考えています
SOTOCHIKU協会のみなさんには、ぜひ空間を体験していただいて、上記の仮説に対するご意見を伺えれば、と思います
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これからも、月末のSOTOCHIKU通信、イベントの実施、オンラインミーティングなどを通して、みなさんとのコミュニケーションを活発にしていきたいと思っています
それでは、来年もよろしくお願いいたします
2023年12月31日 GRIDFRAME 田中稔郎
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